ホワイツの歴史は1800年代半ば、ヴァージニア州に誕生した
ひとつのブーツメーカーが始まりです。
その後、1915年に現在のホワイツとしてワシントン州スポーケンに本拠地を構えました。
創業者の、オット・ホワイトはホワイツのポリシーとして
『手縫いによる世界一のワークブーツを作る』ということを掲げました。
その姿勢は、現在のホワイツの作るブーツに顕著に現れています。
通常、ワークブーツはウエルトを縫い付ける際に機械を使うことが多いのですが
ホワイツは、すべて手作業で縫い付けることにこだわっています。
アメリカ中に普及している、ホワイツブーツもすべて手作業で縫われているのです。
ドレスシューズのビスポークシューズ(オーダーシューズ)を作る際にはよく使われる製法ですが
大手のブーツメーカで、この製法を採用しているところはホワイツだけです。
ホワイツという会社の意地を感じますね。
もちろん、手作業で縫い付けるということは効率も悪くなり
一日、200足だけしか作らないといいます。
それでも、いいブーツを作りたいという思いがその姿勢に現れています。
ホワイツブーツの中でも、特に有名なのがセミドレスというモデルです。
実際、どこがドレスなのかわからないくらいごついソールをしてますが
ドレスという名がつけられているだけあってどこか色気のあるシルエットをしています。
ホワイツは、取扱店からセミオーダーができるので
自分の好きな革や底材など選んで、自分だけのホワイツを作ることもできます。
ホワイツブーツ個人輸入ホワイツなどのワークブーツのお手入れ方法