革靴のアッパーで一番ダメージがきやすい場所が、履き皺が入る部分です。
この部分は、ひび割れがおこりやすい場所です。
日頃のお手入れの際に保湿していけばある程度は防ぐことができますが
やはりどんなに大事に履いても長年の使用によって仕方なくひび割れはおこります。
ひびが入ってしまったら、革の銀面を補修することはほぼ不可能です。
その頃には新しい靴を買ってもいいでしょうが
どうしても愛着があるならばこのような方法もあります。
薄い革をあてて縫い付ける方法です。
つぎはぎじゃねーか!!と思うかもしれませんが黒の靴なら意外と目立ちにくいです。
これは、人によって好きずきがあると思いますが
かのチャールズ皇太子も20代の頃に仕立てた大事な靴を
このようにつぎはぎで大事に履いているんだそうです。