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革靴•ブーツのお手入れ•修理のブログ

革靴の手入れ、ブーツのお手入れや革靴の修理、シューケアなどのことを某靴修理職人がつらつらと書いていきます。

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革靴のつま先にトゥスチールを自分でつける。

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革靴のつま先にトゥスチールを自分でつける。




革底のつま先は、靴の形状にもよりますがすり減りの早い部分です。

つま先にトゥスチールという金具を装着すれば

すり減りを軽減する事が出来ます。


このトゥスチールの修理は、最近はどこの修理屋さんでも

だいたい2000〜3000円前後の価格で受けてくれます。


このトゥスチール装着はじつは自分でできます。

もちろん、修理屋さんにもっていく方が安心ではありますが

一度に数足もトゥスチール装着を依頼するような

靴好きの方々には馬鹿にならない金額ですよね?




トゥスチールは種類が豊富ですが

だいたい修理屋に出回っているのはこの三つではないでしょうか。



この三つの中で、自分でも簡単に出来るのは

一番右のトライアンフビーンズスチールです。

ほかの二つは、革底を薄く削ったりつま先を削ったりと

多少の技術が必要になってくるので一般の方には難しいと思います。

トライアンフビーンズスチールはビスで止めるだけなので簡単です。

サイズが豊富にあるのですが、12サイズがいろんな靴のつま先に合いやすいです。


問題は、この材料をどうやって手に入れるかですが

今は、靴修理の資材屋さんもインターネットで販売をしていますので

(靴修理 材料)のようなキーワードでぐぐればたくさんでてきます。

ただ、ロット売りなので一足分だけというのは無理でしょう。

問い合わせてみましょう。

もう一つ手に入れる方法は、海外のオークションサイトe-bayでも

(shoe ripair)( toe steel)などのワードで出品されている事もあります。



おそらくこのイーグルスチールというのが出てくるでしょう。これも、ビスで止めるだけです。


なんにしろ、この材料を手に入れるのが一番難しいと思いますが

手に入れてしまえば、かなり格安でトゥスチールを装着することができます。

用意するものは、



長さ五ミリほどのビス(長すぎると靴底を突き破ります)

なるべく垂直に一発でねじ込むのがポイントです。

なれないうちは、ビスを斜めに入れてしまって

ビスの皿がはみ出してしまうかもしれません。気をつけましょう。


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