婦人靴は、デザイン重視の靴が多く

紳士靴に比べ耐久性はないものが多いです。

特に、優美なシルエットで美しいピンヒールのカカトなどは

小さいので減りも速いです。

このピンヒールの先端のゴム（トップリフト）の交換時期ですが、意外と知らない方が多いように思います。

なぜなら、交換時期を過ぎて持ってくる方が非常に多いからです。

ピンヒールは、交換時期を誤ると

修理に持ってきてもヒールの高さを低く削らなければならなくなるからです。

ベーシックなヒールであれば、丸ごと同じ高さのヒールと交換すればいいですが

珍しいデザインや、ヒールが極端に高いものは同じ材料が見つからない場合が多いからです。

またヒールの高さが変わってしまうと、靴のバランスも悪くなり

最悪の場合は、履いてる最中に折れてしまうこともあります。

それほど、ピンヒールのトップリフト交換時期は気をつけなければいけないのです。


この交換時期ですが、トップリフトの構造上、内部に必ず金属製の芯が入っています。

ですので、トップリフトの裏側をみて金属が出てきていたら交換してください。

歩いているとカツンカツンと音がしだす場合もありますので気をつけてください。

また、金具が出ていなくても片減りしてバランスが悪くなったら変えたほうがいいでしょう。

ピンヒールの靴は、バランスが崩れると壊れやすいので気をつけましょう。