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革靴•ブーツのお手入れ•修理のブログ

革靴の手入れ、ブーツのお手入れや革靴の修理、シューケアなどのことを某靴修理職人がつらつらと書いていきます。

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本革と合成皮革のちがい

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本革と合成皮革のちがい

最近は、安い靴もたくさんあって

修理代金よりも安い靴がたくさんあります。

安い靴はまず合成皮革でできています。

僕は、合皮は合皮でいいところはたくさんあると思いますが

やはり本革であるにこしたことはないです。

合皮は安価でそれなりの見栄えで靴を作れますが

きれいなのはやはり最初だけで、本革のように経年変化などはおこりえません。

本革は、手入れすればするほど独特の味が出てきますが

合皮は朽ち果てていくだけです。

どんなにお気に入りで大切に履いても、2〜3年で劣化し始めます。

特に水にぬれたままおいたりすれば劣化は早くなります。

長く愛用したい場合は合皮の靴は避けましょう。

シーズンで買い替えるくらいの感覚なら合皮は安価なので適しているといえます。

買うときに注意してほしいのは

表革(アッパー)が本革でも、内側の革が合皮でできてることもあります。

本来、うちばりの革は汗を吸うので合皮はむかないのですが、、

うちばりが劣化してベタベタになってしまった靴がよく修理にやってきます。

修理できないことはないけど結構高くつく修理なんです。

こういう靴を作っているところははっきりいって

こすい商売しているなーとおもっちゃいますね。

新品の靴に、わざわざ金ぴかのシールで本革とかいて貼っていても

うちばりだけは合皮とかよくあります。

正直、売ってる店員すらわかってないこともあるので買うときは

しっかり確認してから買いましょうね。

にたようなことで、靴底の革にメイドインイタリーと刻印していても

靴自体は、中国製とかね。そんなんもあります。

要は、靴底の革だけイタリア製ってことですね。

そういうのにかぎって結構高い靴だったりしますね。

合皮の特性をしっていて、合皮の靴を選ぶのならば問題はないですが

永く履けるいい靴だと思って合皮の靴を選んでしまったらもったいないですね。



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