『革靴は、履き始めは固くて履きにくいですが、
履き続ける事によって革がなじんできてジャストサイズになります。』
というふうに、靴を買うときに店員さんに勧められて小さめを買ってしまったことありませんか?
いっている事は間違ってないですが、店頭の在庫の兼ね合いで小さすぎるサイズを勧めてきたり
頭の固い販売員のプライドなのかむきになって小さめをすすめてくることがあるようです。
人の足は、それぞれ違うのでどうしたって合わない靴もあります。
自分で履いてみてサイズがあっていないと思ったらやめておいた方が無難です。
それはさておき、そんなどうしても足にあわない靴を買ってしまった場合、
革靴に強制的に圧力をかけて伸ばす(シューストレッチ)という方法があります。
これは専用の機械があり、だいたいの修理屋さんはもっていると思います。
専門のお店に頼む事もできますし、自分でする方法もあります。
市販のシューストレッチマシンとストレッチスプレーをあわせて使うと効果的です。
革靴の伸びてほしい所の内側とアッパーにストレッチスプレーをかけ
シューストレッチマシンで圧力をかけましょう。
一気に圧力をかけると靴が壊れる場合もありますので軽めにかけて
一日おいたらさらにストレッチスプレーをかけて圧力を徐々にかけていくと効果的です。
コロニル ラバーウッドストレッチャー メンズ Mダスコ レザーストレッチ 150ml【HTRC2.1】この方法でも、伸びない場合もあります。
特に、ヒールカップやつま先など芯が入っている場所はほとんど伸びません。
でも、ダメ元でもやってみて損は無いでしょう。
ウェルテッド製法の靴などは中にコルクが入っているので
履き続けると底が沈み込み履きやすくなる事もあります。
特に、ワークブーツなどは最初はいたくてもがんばってはき続ける事によって
最高の履き心地になる場合もあります。
革靴を選ぶ際、履き続けても縦には伸びない、つま先やヒールカップは伸びないという事を
覚えておくとサイズ選びの参考になるかもしれません。