梅雨の季節が近づくと革靴を履くのが億劫になってしまいますね。
革靴は、雨の日に履いてはいけないとよくいわれますが 半分正解で半分間違いです。
革質によっては、雨の日でもガンガン履いて大丈夫なものもあります。
例えば、オイルをたくさん含んだワークブーツやスエード素材の靴
黒や濃い茶のカーフ素材の靴などはシミにもなりにくく
私は、雨の日でもガンガン履いています。
むしろ、大事なのは日頃のお手入れと雨にぬれてしまった際の対処が大事です。
オイルやポリッシュなどを日頃から使っている革は
多少の雨ならはじきますので、神経質にならなくてもいいです。
心配な方は、防水スプレーなどをふるのもいいでしょう。
雨にぬれてしまった際は、乾いた布でなるべく水分を拭き取り
木製のシューキーパーや乾燥剤などを入れて陰干ししましょう。
しっかり乾いたら、油分が抜けているので
オイルやデリケートクリームを補給してあげましょう。
逆に、雨の日に履いてはいけないのは
色の薄い革や、アニリン染めの革、コードバンなどです。
雨ジミができやすく、特にアニリン染めの革はデリケートですので気をつけましょう。
それと、革底も雨の日には滑りやすいのでラバーソールの靴の方がいいでしょう。
梅雨の時期でも営業でガンガン履く人は、修理屋さんでカスタムするのもいいでしょう。
おすすめなのは、ビブラムの2055ソールです。
ラバーソールで、定番なのはダイナイトソールですが高級靴の純正パーツに使用されているだけあって
だいたい、相場が15000円前後します。
それに比べ、デザインも似ており機能面でも遜色ないビブラム2055ソールは
10000円前後でカスタムできます。
梅雨が始まる前に、革靴の雨の日対策をしておきましょう。