シューキーパーとは、靴用のハンガーみたいなもので
靴の履き皺を伸ばしたり、
木製のものであれば靴の内部の水分取りや消臭の役目をするものです。
もともとは、木製のシューツリーが昔からあるもので
革靴それぞれの形にあったものを一足一足用意するのが好ましいのですが
どうしても木製のシューツリーは値段が高くなってしまいます。
特に、ブランド専用のシューツリーであれば1〜2万円なんてザラです。
そこで、安価でどの靴にも使えるような
スプリング式のシューキーパーを使っている方が多いようです。
それ自体は、悪くはないのですが
このスプリング式のシューキーパーは長時間入れっぱなしにすると
靴自体が変形してしまう恐れがあります。
スプリングの力が強すぎて靴が無駄に突っ張って反り返っているような感じです。
(こういうタイプですね)
そんな、靴を何度も目撃したことがあります。
特に、マッケイ成法などの底の薄い軽やかな革靴の場合に
変形してしまう事が多いようです。
写真のようなタイプのシューキーパーは、
一晩とか短時間でのシワ伸ばしの際に使うのがいいと思います。
長期間、入れっぱなしは靴の寿命を短くします。
安価で使えるシューキーパーそれでは、どのようなシューキーパーがいいのか。
高級ブランドの靴であれば、そのモデルに合ったシューツリーが一番いいのですが
シューツリーごときにそんなお金出したくないという方は
おすすめのシューツリーがあります。
[コロニル] Collonil コロニル アロマティックシダーシュートゥリー CN044007 (BrownMens M(26.0cm~27.5cm))ドイツのシューメイカーコロニルのシューツリーです。
ある程度サイズに振れ幅があり、短靴であれば大体の靴に使えると思います。
アロマティックシダーと銘打っていますが、杉の木を使用しているので
最初、使いはじめは木の匂いが強いです。
コレが、靴の消臭に一役買ってくれます。
必要最低限の作りなので、値段も安価で実用十分です。
長期間の、保管にはスプリング式のシューツリーはやめたほうがいいよという話でした。