RED WING のアイリッシュセッターなどのワークブーツの底には
通常クレープソールと呼ばれるフラットなソールが貼ってありますが
このソールは、履き込んでかかとが減ってきた際に交換が可能です。
グリップ力とクッション性が抜群にいいのですが、
いかんせん、チープな感じは否めません。
そこで、昨今では交換の際にほかのソールにしてしまう
修理ではなくカスタムというのがはやっております。
今回は、そのカスタムソールの中でも人気の高いビブラム100番ソールをご紹介します。
ビブラム社製のゴムは総じて、耐久性があるので信用のおける修理屋さんはだいたい使っています。
その中でも、ビブラム100などに使われている黒い硬化ゴムは
とにかく削れにくくグリップ力に優れています。
カスタムの際、コバ周りを機械で削るときにも固すぎて大変です。
エンジニアブーツやローガーブーツなどのハードなブーツによく似合います。
ただし、無骨で男らしいが頑固という感じで
正直、そこまで履きやすくはないです。車の運転なんかもしにくいですし
結構、重たいです。
ただ、そうゆうところが男子にはたまらないという感じで
一時期、馬鹿みたいにビブラム100番のカスタム依頼が増えてました。
このソールは、ウェルトとソールを縫い付けるときに
特別なミシンが必要なので、どこの修理屋さんでもできる訳じゃないです。
このソールにカスタムする際は、
ミッドソールをレザーにすると更にヴィンテージ感がましてかっこ良くなります。
試してみてくださいね。