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革靴•ブーツのお手入れ•修理のブログ

革靴の手入れ、ブーツのお手入れや革靴の修理、シューケアなどのことを某靴修理職人がつらつらと書いていきます。

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ビブラム705、ビブラム435などのハーフソールを貼るときの仕上げ

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ビブラム705、ビブラム435などのハーフソールを貼るときの仕上げ

本格的にワークブーツを履ける季節になってきました。

ブーツのカスタムで今年も人気が高いのが、レザーソールに

ビブラム705やビブラム435などのハーフソールを貼って

ビンテージのブーツのようにカスタムする方法です。



このハーフソールでカスタムする際、ラバーソール自体が堅くて厚みがあるため

写真の様にウェルトとラバーソールを厚物用のミシンで縫い込み外れないようにする事が多いです。

しかし、この仕様にするといざラバーソールが削れて交換する際にステッチをほどき

再度新しいステッチを入れ直さなければなりません。

削れてくればステッチも切れてきますし、修理料金も割高になるでしょう。


そこで、おすすめするのが下の写真のような仕上げです。



この仕上げは、レザーソールとウェルトのみステッチをいれ

その上のラバーソールは接着のみで仕上げています。

この仕上げであれば、ステッチが切れる心配もなく

また交換する際もステッチをほどかなくていいので安くすみます。

ただ、この方法は強力な接着剤でなければしっかり着かないと思います。

修理屋さんによっては強力な接着剤を扱っていないところもあるのでしっかり確認する必要があります。

また、いくら強力な接着剤でもごく稀に剥がれるときがあります。

その時は、接着し直せばいいのですがそこらへんのデメリットは把握しておく必要があります。



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