ここ数年、トラッドなモノがはやっている影響で
イギリスの伝統的なブランドの人気が高まっているようです。
イギリスものの定番の革靴といえば
誰でも知っているトリッカーズですが
人気のカントリーブーツなんかは
値段も一時期に比べ下がったとはいえまだまだ
6万円台そこそこの値段で売られているようです。
国内のネット通販で、格安な所もあるようですがサイズがあまりないですよね。
しかし、イギリス本国では割と格安で売られているので
個人輸入という手をつかえば安く買うことができます。
http://www.pediwear.co.uk以前、このサイトで個人輸入にチャレンジしてみたことがありますが
日本への配送にもなれているようで簡単に買うことができました。
運が悪ければ関税がかかるらしいですが、私の場合はかからなかったので
だいたい四万くらいで買えました。
カントリーといっても種類がたくさんあって
定番で人気があるのは
Malton(モールトン)とStow(ストウ)という7ホールのブーツと
Bourton(バートン)とKeswick(ケスウィック)という短靴です。
まず、モールトンとストウはデザインと木型は一緒ですが
革質が違います。ストウは普通のドレスシューズに使われるような
なめらかなカーフ素材で色も豊富です。
革質的に味が出やすくクリームで磨けば美しい艶も出ます。
一方、モールトンはシーシェイドというカラーのみで
頑丈なかたい革で作られています。
クリームで磨いても傷が隠しにくく経年変化による味もあまりでません。
もともと、トリッカーズのカントリーはハンティングブーツなので
野山や水辺などがんがん履いてもいいように作られました。
モールトンは履き込めば傷も目立ってきますが
逆にそれが無骨でブーツらしい姿だといえます。
バートンとケスウィックも同じで
バートンは滑らかなカーフ素材。
ケスウィックは、頑丈な革でできています。
ケスウィックの場合には、シーシェイドだけじゃなくブラックゴースという黒色もあります。
こちらも、固くて頑丈な革です。
どちらも、ファンが多くどっちの革質にするか悩むところです。
きれいに磨きこんで革本来の経年変化を楽しみたいならストウやバートン。
ガシガシと無骨に履くなら、モールトンやケスウィックといった所でしょうか?
また、カントリーモデルはソールの種類も豊富です。
伝統的なレザーソール
グリップと防水に優れたダイナイトソール
いっそう無骨なコマンドソール
どれを選ぶか悩みどころです。
また、底がすり減った際のソール交換時に別のソールに張り替えることも可能です。
トリッカーズは、一足、持ってると長く履けるので最高です。