私は、もっぱらの革靴好きで
スニーカーはしばらく履いていなかったのですが
最近は、スニーカーもインターネットで沢山の種類が選べますし
値段もモノによってはかなり手頃にハイテクスニーカーなどが手に入るので
久しぶりに気になって購入してみることにしました。
いろいろ悩んだのですが、結局NIKEのタンジュンというモデルを選びました。
このタンジュンというモデル、去年くらいから発売されたらしいのですが
極端にシンプルなランニングシューズで無駄が一切ない。
久しぶりにNIKEのスニーカーを履きましたが、コレ最高ですね。
ずーっと重たいワークブーツを履いていたのですごく新鮮でした。
修理屋からすると、NIKEのスニーカーは
修理で持ってきてほしくない靴トップ3に入るものだと思います。
なぜなら、NIKEの修理の殆どが底の接着剥がれの依頼だからです。
最近は、スニーカー接着の依頼は断るお店もあるみたいです。
NIKEのような特殊な形状の底が剥がれた場合、接着がとてもしにくく
なおかつ手間がかかるうえに、すぐ剥がれてしまったりしてクレームになりやすいからです。
スニーカーというものは、
製造から5〜6年ほど経つと接着部分の経年劣化が始まります。
(使用状況、保存状況にもよりますが)
接着で作られている靴は必ずいつかは剥がれてしまいます。
スニーカーって基本的に使い捨ての靴なんですよね。
革靴に比べると極端に寿命が短い。
それだからこその手軽さとか軽快さみたいなものが魅力なんじゃないでしょうか。
修理屋的には、持ってきてほしくない靴でしたが
久しぶりにスニーカーの魅力に気づきました。