靴修理を長年やっていると
いろいろ気付かされることが多いのですが
昔から不思議におもっていることがあります。
いわゆるギャルの女の子たちの履く何十センチもあるヒールの靴
実際そうゆう靴は、作りがしっかりしているとはいいがたく
底が割れていたり、つま先がアッパーまで削れていたりと
ボロボロの状態で持ってこられる事が多いのです。
修理をしたとしても、修理料金も高くなるし
これだけ履いたんだからもう買い直したほうがいいんじゃないのかな?
と思うような状態でも、ギャルの女の子たちは高い修理料金(新しいのが買えそうな金額)を
払ってまた履こうとします。
レディースの靴は流行り廃りが激しいし
大概の女性のお客様は修理料金が高いと新しい靴を買うという方が多いのですが
ギャルの女の子たちだけは、高い修理料金を払って修理してくれます。
修理屋としてはありがたい話ですが
コレってなんなのか未だに謎が解けないですね。
あの、ものすごい高さのハイヒールは彼女たちにとって本当に大事なモノなのでしょう。
人の価値観はいろいろあります。